Amazon Flex 本当に必要だったもの&実際要らなかったもの
いろんな人がいろんなものを紹介しているけれど
Amazon Flex での配達をするにあたっては、装備を万全にしておきたいですよね?それで私も色々な記事を読み漁っては買い物をしましたが、本当に必要だったものと、これは要らなかったなと思うものがあるので共有したいと思います。ちなみにアフィはやってませんのでお気軽にクリックしてください。
【不要】大きな台車
サイレントマスター N-DSK-301B2
ナンシン
これは前職で使っていたもので、非常に使いやすく静かな台車なのを知っていたので購入したのですが、軽バンに載せると、かなりのスペースを潰してしまいます。さらに車に載せたり降ろしたりするには比較的重くて大変であることが判明。アマフレでの使用には適しませんでした。でもほかの用途で台車を探している方には本当におすすめですのでチェックしてみてください。
【必要】小さな台車
カルティオ 折畳 780×490 黒 ストッパー付 MPK-720-BK-SS
TRUSCO(トラスコ)
この台車を使っている人が一番多いんじゃないだろうかと思います。助手席のシートの幅で収まり、名前の通り軽いです。しかし荷台が軽いので何も載せないで走行すると安定感がありません。それに大きいマンションだと荷物の量が多く、ちょっとギリギリのサイズなんですよね。軽い分、プラスチック感が強く、耐久性に欠けるし、また5cmほどの段差でも乗り越えにくいので、これが最適解ではない気がしています。
【不要】一般的な折りたたみコンテナ
Amazonのレビューを見ると、破損して届いたという報告が散見されますが、私のところにも傷がついたものが送られてきました。幸いヤマトが持ってきてくれたので、保障してくれると申し出ていただいたのですが、割れているわけではなかったのでそのまま受け取りました。いい台車がほかにあれば教えてください。
薄型折りたたみコンテナスケルコン透明ブラック50Lロックフタ付TSKーC50BーBK
TRUSCO(トラスコ)
メールサイズの荷物や袋状の梱包の荷物を整理するのに必要だと聞いていましたが、一般的なオリコンは絶妙にAmazonのパッケージの寸法に合いませんので使い物になりません。実際このタイプのオリコンを使っている人を見かけませんし、ステーションによっては整理するための段ボールを配布しているので不要です。あるいはバッグ積みの場合は邪魔になるだけです。
【必要】オリジナルサイズの箱
アパコン
アパックス
ステーションによっては段ボールを配布していると書きましたが、最近私の主に稼働しているステーションでは配布してくれなくなってしまいました。それに段ボールはすぐにボロボロになってしまうんですよね。そこでプラダンを使った軽量コンテナをオーダーして使っています。
「オーダーメイドのご注文時には必要な抜型が不要です。」と書いてありましたが、問い合わせたところ抜型に数万円かかると言われてしまいました。嘘じゃん。そこで規格品から近いものを選び、ポスト投函のものにはKM-45.3 パッケージにはKM-54を使っています。もちろんバッグ積みの場合は不要と思われます。
【不要】懐中電灯
Seeker 3 Pro
OLIGHT(オーライト)
アマフレの日中のブロックは争奪戦に負けてしまうので、主に夜のブロックで稼働しています。夜の配達では何かしらの光源がないと効率が悪いし、転倒のリスクもあります。それで懐中電灯を買いました。しかしアマフレでは常にスマートフォンを使いますから、利き手にスマートフォン、もう一方に荷物を持つと、懐中電灯の居場所がありません。
この懐中電灯はとても明るくて手触りもよく最高なのですが、アマフレには向きません。
【必要】ヘッドライト
Array 2 Pro ヘッドライト
OLIGHT(オーライト)
懐中電灯を持つ手がないという点を解消してくれるのがヘッドライトです。ちょっと格好が悪いので、使っている人は少数派かもしれないですが、安全と効率にはかえられません。特に冬は夕方5時ごろには暗くなってしまうので、夜のブロックを乗り切れる十分なバッテリーを搭載したものがいいでしょう。
【不要】リースのN-VAN
車のリースは本当に金の無駄です。しかも荷室の形状が特殊な不人気車種であるN-VANが割り当てられる可能性が高いです。装備も選べません。
【必要】センサーとバックカメラのついたハイゼットカーゴかエブリイ
新型の700系ハイゼットカーゴが荷室が一番広いですが、その前はエブリイが一番だったので、エブリイを使っている人が多い印象です。
センサーは自分ではつけられませんので、センサー付きのものを頑張って買いましょう。ある程度運転に自信のある人が多いと思うのですが、見ると皆さん車がボコボコでございます。配達中に警察呼んで事故証明を取って保険会社に請求、修理中は休業なんてやってられないからです。もちろん他人の所有物を破壊した場合は面倒ですが業務をストップせざるを得ませんので大変な迷惑がかかります。田舎の配達はかなり過酷な道も案内されますので、センサーは大事です。
バックカメラを自分で取り付けるのは簡単ですので、適当にネットで買ってもいいかもしれません。人命第一の観点からもバックカメラをつけて、後方に人がいないか確認をしましょう。
【不要】bluetoothイヤホン
運転中の通話に使用するのに必要だと書かれていたりしますが、基本的にこちらからお客様に連絡するのであって、お客様からこちらに電話をかけてくることはありません。よって停車中あるいは降車中に電話をすることがほとんどですので必要ありません。
【必要】電話放題プラン
これは最初のうちだけかもしれませんが、分からないことがあれば基本的にはステーションのプロドライバーさんに電話をして確認を取ることになるでしょう。レスキューの打ち合わせも電話ですることになると思います。アマゾンフレックスサポートは0120のナンバーですが、プロドライバーさんたちはアマゾンフレックスサポートに電話することを嫌いますし、現場のことをよくわかっていない人が応答するのであまり参考になりません。そうすると電話料金が安くなるプランに入っておいた方がよい場合もあります。
私の場合5分までの通話無料オプションが700円なので採算がとれるかどうかギリギリのところですが。
【不要】スマートフォン落下防止ストラップ
ネック ストラップ
HIGHCAMP (ハイキャンプ)
確かにスマートフォンは落としがちで、壊れたらステーションへの連絡すらできなくなってしまいますので十分注意しなければいけません。
しかし運転中は車載のスマートフォンホルダーに置いてナビとして使い、配達先ではバーコードリーダーとして使うので、この往復作業をするのに常にひもがついていたのでは運転の邪魔でたまりません。ひもを一々着脱している暇もありません。
使わなくなってしまいましたし、使っている人を見ません。
【必要】ワイヤレス充電対応車載スマホホルダーとワイヤレス充電対応スマホ
配達中、アプリが電池を爆食いするので、少しでも多くバッテリー残量を確保しなければなりませんのでほぼ必須のスタイルでしょう。しかしワイヤレス充電中は端末が熱を持ちやすく、オーバーヒートすると充電効率は下がり、アプリも落ちるので、冷却する必要があります。エアコンの冷風があたる場所に設置できるものを用意するといいと思います。
これだけやっても8時間持たないこともあるので、予備のモバイルバッテリーも必要です。
iPhoneとAndroidでアプリの仕様が若干異なりますが、iPhoneの方が安定しているらしくiPhone派の人が多いです。私はAndroidですが、困ったことはありません。レスキューしてもらうときにiPhoneを使っている方に画面を見せてもAndroidの操作方法がよくわからないらしく、その辺の面倒くささはあります。
番外編
【必要】暇つぶしの道具
アマフレでは待機を命じられる場合もあります。そうすると5時間くらい待機していなければならないこともあるので、やることが無いと苦痛です。
あるいは時間指定の時間より前に現地についてしまい、ルートを組み換えてもあまり効率が上がらない場合は邪魔にならないところに駐車して待つようにしているのですが、本の一冊でもあれば待ち時間の苦痛から逃れることができます。
【必要】絆創膏
稀にダンボールで手を切ってしまうことがあります。あるいは夜間に転倒してしまい、軽くすりむいてしまうようなこともありました。車に積んでおくと便利です。
【必要】ICカードリーダーと会計ソフトとスキャナ
ICカードリーダー MR-ICD102BK
エレコム
e-taxで主に使います。このICカードリーダーはコンパクトでとても使いやすいのでおすすめです。
会計ソフトはマネーフォワードクラウド確定申告を使用していますが、複式簿記の知識が無い方は軽く情報を入れてから導入した方がよいと思います。電子帳簿保存法の観点からも会計ソフトが必要になります。
スキャナはScansnapシリーズが良いと思います。他のスキャナに比べて付属のソフトウェアが格段に使いやすい。見落としがちな点ですが、重要です。