Surface Go 4 のライバル?CHUWIのミニPCで遊んでみた
今回購入したのはこちら
CHUWI MiniBook X N100 です。
Surface Go 4 とほぼ同等のCPUを採用しながら、メモリ12GB 、SSDは512GB、お値段はなんと半額程度です。ファンレスではないので多少音はしますが、よく冷えるので性能的には有利ですね。
セールが常態化しているので、45000円程度が相場のようです。私は英字配列がほしかったので公式ストアから買いましたが、楽天から買うとさらにポイントがつくので格安だとか。
写真で見る限りは洗練せれているマシンじゃないですか。だけどCHUWI(ツーウェイ)は色々とアレな企業なことで有名なので、気をつけて買いましょう。
おもしろポイント0:注文確認のメールが迷惑メールに振り分けられる
メールが来ないなと思ったらちゃんと商品発送のご案内までしてくれていた。だがOutlook的には迷惑メールとしてマークしているらしい(笑)
おもしろポイント1:梱包がなにかと雑
早速箱を開けていきましょう。
ダンボールワンのダンボールを使うのは別にいいが、広告入りで使ってる企業は初めて見た。
中身を見ていきましょう。
おおー(笑)なんとも言えないですね。失敗しただし巻き卵みたいな見た目から中華クオリティを感じます。本体だけ注文したのですが手前の小さい包はなんでしょうか。
おもしろポイント2:サプライズでおまけ付き
おっマウスでした。
おもしろポイント3:おまけのマウスが使えねぇ
ロゴ入りですが、適当な余ってるマウスにプリントしただけって感じがすごい。まあおまけなんでいいんですけれど。
裏に無線アダプタとボタン類。光線は昔ながらの赤。充電はtype-CではなくmicroUSB。
でもさ、一番問題なのはさ、
このPCはtype-cが2ポートあるだけなんですよ。マウスのアダプタがささらない。なんて詰めの甘いプレゼントなんだ。
おもしろポイント4:インテル曲がってる
インテル入ってるシールが若干斜めに貼ってある。人の温かみを感じて気味が悪いので速攻で剥がした。それにより中華製に対する精神衛生が多少改善した。
おもしろポイント5:ベゼル詐欺
これは事前に承知をして買ったので問題ではないのですが、ホームページの画像より画面のベゼルが明らかに太い
これが
これですよwww1cm程あります。
まあ十分挟額縁ですが、明らかに詐欺ですよね。ほんと信用できないCHUWI(笑
おもしろポイント6:天板にロゴがない
これも事前に知っていたのですが、天板にロゴがありません。英断ですよ。英断。
おもしろポイント7:Windowsのカスタマイズのされ方が怪しい
まあ普通にwindowsのセットアップが始まるんですけれど、通常オンラインアカウントでログインするように求められるところ、ローカルアカウントを作成する画面が表示されます。その他の設定も色々とあるのですが、それらはスキップされてセットアップが終わります。
かなり怪しいのでライセンスを見に行くと
ふぁっ!?やっぱりそういうことなのか?
あっ、トラブルシューティングをクリックしたら認証された。よかったですね?
ここでSurface Go 4 と比較しておきましょう
下がSurface上がCHUWIです。
サイズ感はほぼ同じ。薄さ軽さカッコ良さは流石にSurfaceに軍配が上がります。
一方でファンを搭載しているためか、SSDのためか、MiniBook X N100のほうがサクサク動く気もします。
電池持ちやタッチの操作感はSurfaceのほうがいいですね。
キーボードはSurfaceのほうがきれいな配列になっているので打ちやすいと思いますが、MiniBook X N100も英字配列である限り悪くありません。日本語配列はちょっとクセがあると聞きます。
突然ですがOSを消していきましょう
もともと入っているwindowsはどんなカスタマイズがされているか恐ろしいので、使い始める前に公式イメージを使ってクリーンインストールしましょう。今回はなんでもできるwindowsではなく、積極的に苦労したいドMと、アンチマイクロソフトしか使わないUbuntuを入れて遊んでいきます。もったいねーwww
USBメモリにUbuntuのイメージを書き込んで、起動させます
画面の向きどうした(笑)
まあタッチパネルなんで、画面を立ててタッチでセットアップを進めます。それ以外は難なくセットアップは終了。と思いきや、bluetoothが有効になりません。
ググりまくって約6時間粘りましたが結局有効にはなりませんでした。どうもチップが新しいのでカーネルの方の対応が追いついていないようでありました。残念。tp-linkのUSBドングルを刺して応急対応。
あとはサスペンドから復帰するときに画面が乱れる現象がおきています。Ubuntuって昔からこの問題があって、流石に解決していると思っていたんですけれど、未だにそのまんまなんですね。これも色々といじくり回しましたが直りません。
ではカーネルを最新版にしていきましょう
こちらを参考にカーネルの最新版6.6.9をインストールしました。インストールしたら再起動すれば、最新のカーネルが使用されます。これでどうも画面の乱れは直ったようです。
bluetoothについてはカーネルを更新後、別のドライバを代替として読み込ませるためにリンクをはる必要があるということでした。
これでbluetoothも起動したので、めでたく不具合無しで使うことができそうです。
Ubuntuが標準で使ってるカーネルが古いなんていうのは盲点でしたね。
テーマと拡張機能を入れていきましょう
ubuntuといえばこういう感じですが、
このようにkawaii感じにしました。Ubuntuを使ってみたくなったでしょう?
おもしろポイント8:なぜか総合的には満足
おもしろポイントが多いことを除けば、特に致命的な不満点はなく、しいて言えば電池もちが悪いくらいかなと思います。UMPCとしてはかなり優秀で、お値段も安いしおすすめです。正月休みが終わりそうなのでそんなところです。